カテゴリー3の外国人管理職、ビザ発給は個別に判断=入管

( ザ・スター、3月7日)

政府が月収5,000リンギ未満の外国人管理職・専門家向け雇用ビザ(カテゴリー3)の発給停止を検討していることに関連して、出入国管理局は、技術系の職を優先する形でケース・バイ・ケースで発給していく方針だ。 

新たに就任したカイルル・ザイミー・ダウド局長は、「セールスマネジャー、経理、財務などの一般管理職のビザ申請は却下されることになる。それらの仕事がマレーシア国民、特に地元の大学卒業生でも十分できることがその理由だ」と言明。外国人シェフ、ライター、翻訳者の雇用については「個別に検討されるだろう」と述べた。一方で新規申請のみに適用するのか、更新についても適用するのかについては明らかにしなかった。カテゴリー3の雇用ビザは、マレーシアで最長1年間働く外国人を対象としており、2回更新することができる。 

一方、月収5,000—9,999リンギのカテゴリー2については、現時点で雇用ビザ認可手続きの中止決定はないと言明した。カテゴリー2の発給制限については雇用者側が強い懸念を示しており、マレーシア経営者連盟(MEF)のシャムスディン・バルダン専務理事は、「カテゴリー2の外国人労働者はマレーシア人にはない特定の専門知識とノウハウを提供する存在」と強調。現時点で彼らをマレーシア人に置き換えるのは非常に困難であり、それを実現するにはもっと時間が必要だと指摘した。

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