スマートマニュファクチャリングセミナー、ジェトロが開催

【クアラルンプール】 
日本貿易振興機構(ジェトロ)は25日、マレーシア標準工業研究所(SIRIM)と共催で、第10回目となる「日本・マレーシア・スマートマニュファクチャリングプラットフォーム」セミナーを開催した。

 最終回となる今回は、KDDIマレーシア、三菱電機マレーシア、日立アジアの3社が講師となってプレゼンテーションを実施。インダストリー4.0を導入するに当たって企業が知っておくべき生産現場の評価、いかにして効率性を高めていくのか、持続可能を高めていくのかを説明。それぞれの製品導入によってどのような成果が期待できるかを説明した。

 ジェトロ・クアラルンプール(KL)事務所によると、昨年5月から今回までの10回のセミナーに延べ約120人が参加。講師企業がワークショップを設け、参加者との間で延べ150回に及ぶミーティングを行った。

 同セミナーは、ジェトロやマレーシア日本人商工会議所(JACTIM)、日本大使館がマレーシア通産省、SIRIMなどと連携して立ち上げた日馬プラットフォームの活動の一環。次年度ではさらにジェトロなどが仲介役となって成功事例の創出、さらにはビジネスマッチング機会を創出することで、日本のスマートマニュファクチャリングの良さをマレーシア企業や在マレーシア日本企業にアピールし日本製品導入を支援していく考えだ。

 ジェトロKL事務所の小野澤麻衣所長は、欧米の競合他社に比べて日本のスマートマニュファクチャリンクは生産現場の評価などコンサルタント的なアプローチをとってインダストリー4.0の導入を希望する企業に丁寧に提案できるだけでなく、スマートマニュファクチャリングに精通した人材育成にも寄与する点をアピールしていきたいと述べた。