ボルボマレーシア、昨年のトラック販売台数が6.5%増に

【クアラルンプール】 
ボルボ・トラックス・マレーシア(VCM)は、2019年通年の原動機及びリジッドトラックの販売台数が前年比6.5%増の479台となり、過去最高となったと発表した。2018年は450台を販売していた。

「FM」モデルが総販売台数の70%を占めた。競争の激化や銀行による厳しい融資承認により厳しい市場環境にあったことから、マレーシア国内の大型トラック市場は推定で13%販売台数が減少したにも関わらず、同社の販売台数は増加した。

昨年は、路上での故障時に12時間以内に対応できない場合は補償金を支払うなどの新たなアフター・セールス・サービスを導入して、サービスを強化したことが奏功した。

マレーシア自動車協会(MAA)によると、2019年通年の商用車(CV)販売台数は17.4%減の5万4,108台となった。CVには、パネルバンやピックアップ、トラック、原動機、バスが含まれる。バスとパネルバンのみが前年比で2.5%、5.5%それぞれ増加したが、ピックアップトラックは21%、トラックは14.7%、原動機は0.6%それぞれ減少した。
(マレーシアン・リザーブ、2月5日)