上場企業の70%は最善とみなされる慣行を採用、中小が率先

(2019年 5月7日 ザ・スター、ザ・サン) 

マレーシア証券委員会(SC)が公表した、企業統治に関する初の調査報告書によると、上場企業841社のうち70%が昨年、マレーシア企業統治規範36項目のうち27項目を採用していた。 

サイド・ザイド委員長によると、経営幹部の報酬公開、社外取締役の任期制限、完全に独立した監査委員会の設置など、最善とみなされる慣行の採用で積極的だったのは中堅、中小企業だった。 

長期にわたり社外取締役を務めている者がいる会社は447社で、30年以上社外取締役の座にあるという者もいた。 

女性の取締役への登用では、時価上位100社の取締役の23.7%(16年は16.6%)は女性だった。全上場企業で、上級管理職に占める女性の割合は28%とアジア太平洋地域の平均(23%)を上回った。 

SCは今年、各企業が採用している

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