中国経済の減速、マレーシアのGDPを押し下げ

【クアラルンプール】 
格付け会社のマレーシアン・レーティング・コープ(MARC)は、中国経済が0.5ポイント減速すれば、マレーシア経済には0.2ポイントの押し下げ圧力となるとの見解を示した。

 ノル・ザヒディ主任エコノミストは、新型コロナウイルスの感染が抑制されずパンデミック(世界的流行病)化した場合、マレーシア経済はさらに大きな打撃を受けると述べた。

 国際通貨基金(IMF)は、今年の世界経済の成長率予想を3.3%から3%へ下方修正しており、この通りになればマレーシア経済は0.3ポイントほど押し下げられるという。

 景気てこ入れのため米連邦準備制度理事会(FRB)はフェデラル・ファンド・レートを0.5ポイント引き下げた。これほどの大幅引き下げは2008ー09年の世界同時不況の時以来。

 ノル・ザヒディ氏は、財政と金融の両面からの取り組みが景気てこ入れに必要との意見で、中央銀行バンク・ネガラ(BNM)による政策金利の再引き下げは、政府が発表した200憶リンギ規模の景気刺激策を補完するとした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月5日)