人気職は書類選考通過も困難、面接到達率は4%

(ザ・スター、アジアワン、3月28日)

人気職は競争が激しいため、面接にたどり着くまでが大変で、面接到達率はわずか4%となっている。英字紙「ザ・スター」が報じた。 

銀行で働く大学新卒者のリム・インインさん(25)によると、管理職候補の募集に100回応募したが、面接の機会を得たのは4社にとどまったという。

現在は窓口での保険販売に携わっている。初任給は月2,300リンギ。首都圏で生活するにはやや厳しいという。

新卒者向けはこうした営業職や、顧客サービス、テレマーケティングで募集が多く、ある程度の経験が必要な職種では新卒者募集はないという。

人材管理の学士号を持つ新卒者のカルパナ・ドライサミーさんの求職活動は6カ月間に及んでおり、求職サイトで100社余りに応募したが、返事があったのは2社のみ。人事関連の職に就きたいとの希望があったが、断念し、別の職を探しているという。


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