今年の生産者物価指数、下落幅が拡大の予想
政府系金融機関MIDFの調査部門は、今年の生産者物価指数(卸売物価指数、PPI)の下落幅は1.8%に拡大するとの予想を示した。昨年は1.1%の下落だった。
8月までの今年のPPIは1.9%の下落で、レギュラーガソリン(RON95)価格を昨年より抑制したことが大きく影響した。
産業部門別の下落幅は、鉱業が10.9%、上水道が2.6%、製造が1%、農業・林業・水産業が0.9%。食品製造業は6%と下落幅が縮小した。
食品は消費者物価指数(CPI)で多くの比重を占めている。下半期のCPIについてMIDFリサーチは、物品・サービス税(GST)免除期間が昨年あったことが統計に影響すると述べた。
(ベルナマ通信、9月30日)