低所得者向け無料保険制度、中所得者層にも拡大へ

【プトラジャヤ=マレーシアBIZナビ】 

リム・グアンエン財務相は11日、B40グループ(低所得者の下から40%)を対象とした無料保険制度、「MySalam」の対象年齢を引き上げると共に、対象範囲を中間の40%を占める中間所得者層(M40)にも拡大すると発表した。
対象となる重大な疾病についても、新たに9種を加えて45種とすることも決まった。

これまでは生活費支援計画「BSH」受給者である18—55歳の430万人が対象で、36種の重大な疾病を対象に一時金8,000リンギ、最長14日間の休業補償50リンギがそれぞれ支給されていた。対象年齢は65歳に引き上げられる。

 また新たに対象となるのは、年収10万リンギ以下の「M40」層で、一時金4,000リンギ、最長14日間の休業補償50リンギが受給できる。
 リム財務相によると、2019年には「MySalam」に基づき9,662人が一時金や補償金を受給し、受給総額は1,370万リンギに上っていた。

■景気対策、遅くとも3月上旬に発表■
 一方、リム財務相は、新型コロナウイルス感染拡大による経済的打撃を緩和するための景気対策を、早ければ2月下旬、遅くとも3月上旬に発表する方針を明らかにした。

 リム財務相は景気対策の内容を巡り、10日には産業界の代表と3時間にわたる話し合いを行なったことを明らかにした上で、今後も産業界との話し合いを続けていく考えを強調した。