国家投資委員会、1月末時点で46億リンギの投資を認可
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】
マレーシア投資開発庁(MIDA)は7日、国家投資委員会(NCI)が1月30日時点で製造業およびサービス業へ5件、金額にして累計で46億リンギの投資を認可したと明らかにした。
投資先はペナン、ケダ、パハン州。累計投資額のうち97.3%が外国直接投資で、シンガポール、香港、米国企業から電気・電子、機械・装置、自動車産業への投資だった。
また国内からは集積回路(IC)設計企業からの投資も認可した。6,000人分以上の雇用創出に繋がることが期待されている。
NCIの議長をリム・グアンエン財務相と共同で務めるダレル・レイキン通産相は、海外の投資家はマレーシアの製造業やサービス業に引き続き活発に投資を行なっていると指摘。
投資や個人消費、貿易はマレーシアの経済成長を順調に維持すると述べた。投資先として優位性や魅力を保つために通産省などの利害関係者は持続可能な繁栄を創出するために努力すると述べた。
MIDAは3月3日、昨年通年の投資実績を発表する予定だ。