従業員エンゲージメント、マレーシアは世界平均上回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 
オンライン調査支援ツールを手がける米クアルトリクスは、調査「2020年従業員体験の傾向:マレーシア」の結果を発表した。マレーシアの従業員のエンゲージメント(従業員の企業への信頼や貢献を意味する)スコアは54%で世界平均の53%をわずかに上回ったことがわかった。
 最もエンゲージメント・スコアが高かったのはインドで79%だった。それにタイ(72%)、香港(63%)が続いた。隣国のシンガポールは47%だった。

 マレーシア人従業員のエンゲージメントが向上する理由としては、「フィードバック」、「学びと能力開発の機会」「仕事の評価」などが挙がった。勤務歴2年未満の従業員のエンゲージメントが向上する理由で最も高かったのは「職業トレーニング」で、勤務歴4年以上の従業員は、「職務内容と会社の戦略目標の一致」だった。

 離職に関してマレーシアの従業員は、16%が雇用主に1年以内に離職する考えを表明しており、世界平均の18%を下回った。
またマレーシア従業員の30%が2年以内の離職を希望していることがわかった。
従業員のエンゲージメントスコアは、会社に長く留まるほど上昇する傾向にあり、最もスコアが高いのは勤務歴4年だった。

 世界で最も離職率が高かったのは豪州およびニュージーランド、英国でそれぞれ23%だった。最も離職率が低いのはドイツで13%、日本は11%、タイが8%だった。