新卒初任給は平均6%アップ=ジョブストア調査

(フリー・マレーシア・トゥデー、4月18日)

 オンライン求人情報サービス、ジョブストア・ドットコムの最新調査によると、新卒生の初任給が平均6%、額にして153リンギ増加した。

 「ジョブストア給与リポート2018/2019」によると、今年の優等学士の初任給の平均は2,635リンギで、前年の2,482リンギからアップした。同調査の数字は、先ごろマレーシア経営者連盟(MEF)が発表した賃金調査の数字(優等学士で2,618リンギ)とほぼ同じ水準となっている。

 同リポートによると、雇用者は今年求人を増やす見込み。▽営業&マーケティング▽情報技術(IT)▽経理&会計監査――の3つの職種が昨年に続いて求人トップ3を占めている。営業&マーケティングではトップで4万リンギ、中級幹部で1万5,000リンギのオファーがあるという。

 その他の求人が多い職種としては▽カスタマーサービス▽飲食・観光・宿泊▽アート・デザイン・娯楽▽エンジニアリング▽建設・不動産▽人事▽ビジネスマネジメント▽プロジェクト・プランニング――がある。

 建設やエンジニアリングではトップで3万リンギ、中級幹部で3,000―1万1,000リンギの高い給与がオファーされている。ビジネスマネジメントやプロジェクト・プランニングは中級幹部で最高で5,000リンギと低めだが、トップでは3万リンギがオファーされている。

 セクター別では今年、製造、サービス、鉱業・採石がマレーシアで成長すると予想されるという。


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