新型コロナ、「最悪10万人が失業」経営者連盟

【クアラルンプール】 
マレーシア経営者連盟(MEF)のシャムスディン・バルダン専務理事は、新型コロナウイルス感染拡大が年内続くようであれば、最大10万人のマレーシア人が職を失う可能性があると懸念を表明した。

 シャムスディン氏は「たいへん多くの企業が影響を受けており、中には事業収益が通常の半分に減った事業者もある」と指摘。
昨年通年のレイオフ数は3万人から4万人と推定されるが、今年はその二倍、場合によっては10万人の解雇者が出る可能性があるとし、事態を深刻に受け止めてなければならないとした。

 中国ではいくつかの都市が閉鎖状態に置かれており、中国のビジナス活動の低迷による影響が製造業などでも出ている。
シャムスディン氏は特に中国人観光客に依存するインバウンド観光業と製造業が最も大きな影響を受けているとした。

 シャムスディン氏はまた、ウイルス拡散防止対策をとる企業に対する支援を充実すべきだと強調。
混雑する場所や観光地にサーマルスキャナーを設置する企業を輸入税減免や税額控除などによって優遇すべきだと主張した。

 サーマルスキャナーについては、先ごろリー・ブーンチャイ副保健相が建物の入り口に設置するのが不可欠だと発言していた。サーマルスキャナー導入には4万リンギほどかかるという。
(ザ・サン、2月18日、マレーシアン・リザーブ、2月17日)