昨年9月の基本給指数は9.8%上昇=国民賃金指数
(6月24日 人的資源省)
人的資源省は、全国の賃金変動を数値化した国民賃金指数(NWI)の最新版を発表。2018年9月の基本給指数(BWI)は109.8となり、指標の基準となる2018年6月と比較で9.8%上昇した。前期比でも1.2%のアップ。
民間企業も公務員も共に109.8となり、9.8%のアップ。前期比ではそれぞれ1.1%、2.0%のアップとなった。
地域別では半島部が10.3%アップの110.3となり、サラワク州の108.9(+8.9%)、サバ州の107.2(+7.2%)を2ポイント近く上回った。前期比では半島部が1.5%、サラワク州が1.4%それぞれアップしたが、サバ州は0.3%のダウンとなった。
セクター別では農業(農園のみ)が101.7、鉱業・採石が109.2、製造が109.2、建設が103.0、サービスが111.7となり、それぞれ1.7%、9.2%、9.2%、3.0%、11.7%アップした。前期比では建設が1.0%、鉱業・採石が0.2%それぞれダウン、農業は横ばいとなったが、製造は0.3%、サービスは1.8%上昇した。
2018年9月の総賃金指数(TWI)は111.3となり、11.3%アップとなった。前期比では1.3%のアップ。民間企業は12.1%アップの112.1、公務員は8.0%アップの108.0だった。