景気動向を表す先行指数、3月は前月比0.7%アップ
(2019年5月29日)

統計局の発表(速報値)によると、2019年3月の向こう4-6カ月の経済動向予想を表す先行指数(LI、2005年を100として算出=速報値)は、117.1ポイントとなり、前年同月比では1.7%下降したが、前月比で0.7%上昇した。
指数を構成する7部門のうち、前月比で4部門でLIが下がった。最も上昇したのは、狭義のマネーサプライ「M1」で、0.4%上昇した。その他貴金属・非貴金属品の実質輸入が0.3%。新規の住宅新築認可数が0.2%、新規会社登録が0.1%それぞれアップした。
3月の経済活動を表す一致指数(CI、2005年を100として算出)は136.7ポイントで、前年同月比で2.2%アップしたが、前月比では0.1%ダウン。遅行指数(LG、2005年を100として算出)は157.0ポイントで、前年同月比で2.5%上昇した。