来年度予算では雇用創出を重視=リム財務相
リム・グアンエン財務相は22日、民主行動党(DAP)のネグリ・センビラン州支部大会であいさつし、来年度予算では雇用創出と零細企業支援を柱に据えると表明した。
リム氏は大卒者を含め若者の失業率が高いことを指摘。「失業者を減らすため、より多くの雇用を創出する。また経営環境が厳しいなか、零細企業を支援する」と述べた。
このため増税は行わない。しかし経済が好転した際には増税を真剣に検討するという。
リム氏は国営投資会社ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)、巡礼基金庁(タブン・ハジ)、アブラヤシ農園の連邦土地開発庁(FELDA)における不祥事で生じた巨額の負債と政府が取り組んでいることを取り上げ「経済を強固にすることに全力を挙げる」と述べた。
(ザ・スター、9月23日)