生産者物価指数、3月は前年同月比1.5%ダウン
(2019年5月7日号 マレーシアBIZナビ)


統計局の発表(速報値)によると、2019年3月の生産者物価指数(PPI、2010年を100として算出)は104.7ポイントとなり、前年同月比で1.5%、前月比で0.3%それぞれ下降した。
産業別のPPIは、農林水産業が89.4ポイントで、前年同月比14.2%、前月比5.8%それぞれダウンした。鉱業は100.3ポイントとなり、前年同月比で3.0%、前月比で0.5%それぞれ上昇。製造業は106.2ポイントで、前年同月比で0.8%下がったが、前月比で0.1%上がった。
電気・ガスは118.8ポイントで、前年同期比前月比ともに2.1%上昇。上水供給は112.1ポイントで、前年同月比1.7%ダウンしたが、前月比0.2%アップした。
国内生産の製造過程(SOP)のPPIは104.7ポイントで前年同月比で1.5%、前月比で0.3%それぞれダウンした。前年同月比では、素材の後加工(-3.0%)、中間材料・消耗品・部品(-1.3%)、完成品(-0.6%)全ての製造過程で指数が下がったことが影響した。