生産者物価指数、5月は前年同月比1.5%ダウン

(6月28日)

統計局の発表(速報値)によると、2019年5月の生産者物価指数(PPI、2010年を100として算出)は105.5ポイントとなり、前年同月比で1.5%下降したが、前月比で0.2%上昇した。 

産業別のPPIは、農林水産業が88.9ポイントで、前年同月比12.8%、前月比1.6%それぞれダウンした。鉱業は110.1ポイントとなり、前年同月比で0.4%下降したが、前月比で2.7%上昇。製造業は106.1ポイントで、前年同月比で0.6%下がり、前月比では0.1%上がった。 

電気・ガスは118.0ポイントで、前年同期比1.2%、前月比0.1%それぞれ上昇。上水供給は112.0ポイントで、前年同月比2.3%、前月比0.2%それぞれダウンした。 

国内生産の製造過程(SOP)のPPIは105.5ポイントで前年同月比で1.5%ダウンしたが、前月比で0.2%アップした。前年同月比では、完成品が0.1%が上昇したが、素材の後加工が5.0%、中間材料・消耗品・部品が0.8%それぞれ下がったことが影響した。  

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