祝日勤務の場合、必ず割増賃金を支払わなければならないのか?代休を取らせたら?

質問

サービス業は祝祭日が稼ぎ時ですが、従業員を祝祭日に勤務させた場合、必ず割増賃金を支払わなければならないのでしょうか?代休 (振替休日)を設ければ等倍賃金の支払いで良いのでしょうか?

回答

「祝祭日に働いた場合の割増賃金の件」ですが、
先ず、有給休暇ではない祝祭日に関しては、割増賃金を支払う必要がない点にご留意下さい。

雇用法60条D 1項に従い、雇用主は官報で定められる全ての祝祭日を、有給休暇として付与する必要はございません。

雇用法で定められる有給休暇としての祝祭日は以下となります。

※ パートタイマーに対しては別規定がございますのでご留意下さい。

① (最低) 11日の祝祭日。

 └ (a) 11日の内5日は雇用法で指定されている。 
 └ (b) 残りの(最低) 6日は、雇用主が新しい暦年が始まる前に公表。

② 突然発表される特別な祝祭日
  (=「1951年休日・祝祭日法 (Act 369)」第8条に基づく祝祭日)

例) シーゲームの祝勝で、当時首相のNajib氏により、2017年9月4日を祝祭日とすると突然発表された。

また、「代休を取れば問題ない (= 等倍賃金で勤務させる事が出来る) のか」という事ですが、結論、代休を設ければ、公休日の労働に対して割増賃金を支払う必要はなく、等倍賃金で勤務させる事が可能です。

(雇用法60条D 3項)

ただし代休に関して、上記①(a)(b)と②で付与条件が異なりますので、ご留意下さい。

(雇用法60条D 1A項)

①(a) = 代休は不可能。出勤があった場合、必ず割増賃金が支払われる。

①(b) = 従業員との同意の上、代休を設ける事が可能。

② = 従業員からの同意無しで、代休を設ける事が可能。

以上。

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