金融技術セクター、優秀な人材が不足=ランスタッド指摘

【クアラルンプール】 人材サービスのランスタッド・マレーシアによると、金融技術(フィンテック)及び銀行業技術(バンクテック)セクターにおいてマレーシアは、適切なスキルを持つ人材が不足している。

 ランスタッドはリポートの中で、雇用主は、eコマースや金融知識が不十分であるが他のセクターからの雇用を視野に入れるべきと指摘。
他のセクターから人材を投入することで、外的な視点から運用効率の向上や顧客のニーズに関するアイデアなどを取り入れることが出来るとした。

 一方雇用主の多くは、人材のスキルアップについて長期的な視点を持っており、採用後に金融知識を教育するトレーニングを設けているとした。

 ランスタッドは、フィンテック業界が今後数年間で大幅に成長し、より多くの雇用を創出すると強調した上で、求職者は新しい業界に参入することに対し、強い関心があるにも関わらず、入社に至らない傾向があるとの見解を示した。

 またフィンテック業界における待遇については、従来の金融機関と同様であり、報酬基準を見直す必要があるとした。
一方で一部の新興企業では、シニアレベルの人材に対し報酬の一部として、持ち株制度を奨励していると指摘した。

(マレーシアン・リザーブ、2月11日)