雇用インデックス、4月は7%アップ

(2019年 6月10日)

オンライン求人情報の米モンスター・ドットコムは、オンライン求人を数値化したモンスター雇用インデックス(MEI)を発表。マレーシアの4月のMEIは65ポイントで、前年同月比7%アップした。3月の67ポイントよりは下がった。 

産業別では、情報技術(IT)、通信/インターネット・サービス・プロバイダ、情報技術サービス/ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)の伸び率が最も高く、前年同月比で43%アップした。それに
▽小売(前年同月比+26%)
▽石油・ガス(同+16%)
▽ホスピタリティ(同9%)
ーーが続いた。その一方で最も下降したのはエンジニアリング・建設・不動産で、マイナス9%だった。 

職種別ではソフトウェア・ハードウェア・通信が最も伸び率が高く、前年同月比41%上昇した。しかし金融・会計とエンジニアリング・生産・不動産はそれぞれマイナス6%で、最も下降した。 

モンスター・ドットコム・アジア太平洋・中東地域担当のアブヒジート・ムクヘルジー最高経営責任者(CEO)は、マレーシア経済は着実に成長を続けていると指摘。主要経済部門はプラス成長が見込めるとし、サービス業と製造業ではそれぞれ5.7%、4.8%成長することが予想されているとした。第1四半期は高成長だったことから、第2四半期も好調な成長を維持することができるとの見解を示した。 

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