労働力不足が問題、ゴム手袋生産者が政府に訴え

マレーシア・ゴム手袋生産者協会(MARGMA)のデニス・ロー会長は9日、マレーシア・ゴム輸出促進協議会との交流行事で、今年の手袋輸出予想を、当初の1,950億枚から1,880億枚に下方修正したことを明らかにした。労働力不足が主因だという。昨年の輸出量は1,720億枚だった。

ロー氏は「労働力不足のため生産を減らしている。外国人労働者の雇用拡大を認めるよう政府に要請している」と語った。

欧州連合(EU)が、EUに輸出している外国企業が守るべき基準として残業削減などを求めていることについて、ロー氏は順守に18カ月の猶予をマレーシアのゴム手袋メーカーに認めるようEUに要請したと明らかにした。マレーシアは昨年、13億6,000万米ドル相当のゴム手袋をEU加盟国に輸出した。

(ベルナマ通信、エッジ、10月9日)

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