完全雇用状態継続の中、失業率増加を予測=MIDF

MIDFアマナ・インベストメント・リサーチ(MIDFリサーチ)は、2020年も前年に続き完全雇用状態が継続されるが、失業率は3.4%に上昇するとの見通しを示した。

MIDFは「国内経済と世界経済両方の減速により、マレーシア国内の雇用成長が伸び悩むとみられる。輸出の低迷と国内消費の低下は、特に製造業に影響を与える」と述べた。製造業は、国内総雇用の60%を占めるサービス部門に続いて2番目に大きい部門であり、全体の約20%を占める。

2019年9月には、4万4,100人の雇用増加があり、労働力は前年同月比で2.0%上昇した。低スキルの仕事は、2019年8月時点で64.4%までに低下し、2016年12月以来の最低値を記録。残り35.6%の中・高スキルの仕事は、上級管理職や専門家、技術者等の職種が占めている。

(ボルネオポスト、1月1日)

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