外国人労働者の雇用凍結、農園一次産業省が見直し検討へ
【セレンバン】 労働力不足が深刻化している木材産業、プランテーション、ゴム手袋製造業からの陳情を受け、農園・一次産業省は、外国人労働者の雇用凍結の解除について検討に入る。
ネグリ・センビラン州のヘベア・パックの家具工場を視察したカイルディン・アマン・ラザリ大臣は、労働力不足に悩むこれらのセクターの重要性に関する調査報告を策定するよう命じたことを公表。雇用において地元民が優先されるべきだとしたうえで、「政府が承認することを条件として、プランテーションや家具業界を支援するために外国人労働者雇用禁止を免除することができるかどうか検討する」と述べた。
M.サラバナン人的資源相は昨年6月、すべての産業セクターにおける外国人労働者の新規採用を2020年末まで凍結すると発表していた。
ヘベア・パックは現在、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール人労働者2,200人を雇用しているが、3D(危険、汚い、きつい、日本の3Kに相当)労働であるため地元民がやりたがらず、地元民で賄うのは難しいという。
(ベルナマ通信、1月13日)