【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ
M.サラバナン人的資源相は2日、新型コロナウイルス「Covid-19」のスクリーニングを2月28日までに受けさせない場合、雇用している外国人労働者が一時就労許可証(PLKS)が更新できなくなると警告した。
サラバナン大臣は、いまだ多くの雇用者が外国人労働者に新型コロナのスクリーニングを受けさせていないと指摘。感染クラスターの多くが職場で起きていることを鑑みて、雇用者に対して外国人労働者のスクリーニングを確実に行なうよう求めているとし、スクリーニングを受けさせない場合、PLKSの更新されない可能性があると警告した。
外国人労働者を対象とした新型コロナウイルス「Covid-19」の強制スクリーニング・プログラムは2月2日から全国的に拡大されることになっている。対象となるのは一時就労パス(Temporary work pass)を保有している外国人。1年以上有効な労働パスを取得している外国人駐在員へのスクリーニングは任意となっている。社会保障機構(SOCSO)がテストキットの費用を負担し、雇用者は診療所のサービス料のみを支払う。SOCSO加入していない場合は、全額雇用者負担となる。