ベルジャヤティオマンリゾート、15日付けで閉鎖

【クアラルンプール】 50年の歴史を誇るパハン州ティオマン島の老舗リゾート「ベルジャヤ・ティオマン・リゾート」が、6月15日付けで閉鎖される。新型コロナウイルス「Covid-19」の影響で経営が悪化していたためで、閉鎖期間中にかねてから計画していた大規模な再開発を実施する。
経営陣の発表によると、全従業員はいったん解雇され労働協約及び1955年雇用法に基づき公正な補償を受ける。補償額は800万リンギ以上になるとしている。また再開発が完了した際には解雇した元従業員を全員再雇用する方針だとしている。
「ベルジャヤ・ティオマン・リゾート」はカンポン・テケに位置し、客室数は268室。ベルジャヤ・ホテルズ・アンド・リゾーツが運営している。
(マレー・メイル、6月12日)