従業員の62%、週4日勤務より柔軟性を望む=調査

【クアラルンプール】 エクスペリエンス・マネジメント・プラットフォーム提供の米クアルトリクスが実施した調査で、マレーシア人従業員の62%は週4日勤務より柔軟性を望むと回答し、東南アジア5カ国の平均回答率の60%を上回ったことがわかった。
 同調査は、マレーシアなど東南アジア5カ国において18歳以上の3,145人を対象に行った。週4日勤務を希望するとの回答は48%で、こちらも東南アジア平均の37%を上回った。
 週4日勤務となった場合のマレーシア人回答者の懸念事項としては、68%が「長い拘束時間」65%が「会社の業績」、62%が「顧客の不満」が挙がった。週4日勤務となった場合に給与カットを受け入れることができると答えたのは54%となり、東南アジア5カ国平均の60%を下回った。
 クアルトリクスの東南アジア事業の従業員エクスペリエンス・ソリューション・ストラテジストのローレン・ハティントン氏は、働き方が変化していく中、従業員が本当に望んでいるのは、仕事のスケジュールを変更できる柔軟性であるとし、重要なのは時間や日数ではないと説明した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月22日、マレーシアン・リザーブ、6月21日)