インド人労働者の雇用対象分野を拡大=人的資源相

【クアラルンプール】 M.サラバナン人的資源相は21日の下院議会質疑で、インド人労働者に対する雇用対象分野の拡大に合意したと明らかにしたが、具体的な対象分野については明言しなかった。
インド人労働者は、サービス部門のレストラン、建設部門の高圧ケーブル設置などの分野でのみ就労が許可されているが、人的資源省と内務省との間の合同委員会で、他部門でのインド人労働者雇用を承認した。
ハムザ・ザイヌディン内務相は18日、深刻な労働力不足に対応するため、サラバナン大臣と協議の上、製造業、建設業、サービス業に対し、インドを含む15カ国からの外国人労働者雇用を許可すると発表。これまで外国人労働者の労働が禁止されていた、ツバメの巣、金属スクラップ、洗濯、湾岸倉庫分野での雇用許可や現状外国人労働者雇用が凍結されている部門での雇用の検討についても合意している。
(ザ・スター、7月22日)