第2四半期の求人数は9%増=JACリクルートメント

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ジェイエイシー(JAC)リクルートメントは、2022年第2四半期の「アジア各国のホワイトカラー人材紹介市場の動向」を発表。マレーシアの求人数は前年同期に比べ9%、前期比では5%それぞれ増加した。


  JACマレーシアのダイレクター、シ・ピン・リム氏によると、企業の採用動向としては、第1四半期から引き続き、日系、外資系、ローカル企業ともに、活発な採用活動が続いている。日系企業の求人数は、前期比2%増、前年同期比13%増、外資系企業は前期比5%増、前年同期比4%増となった。例年は第 1四半期の求人数が年間通して最多だが、今年は第2四半期も求人の勢いが止まらなかった。特にペナン周辺では半導体関連での新規投資、事業拡大が続いており、エンジニア等の引き合いが非常に強い傾向が見られた。またクアラルンプール周辺では、営業を担う人材を補強する企業のほか、9月から施行される雇用法の改正に伴い、バックオフィス業務を強化する企業が増える傾向が見られた他、脱炭素に関連する人材のニーズも、徐々に広がる様子が見られ、このような人材の育成、教育は、今後の課題となることが予想されている。


 一方で求職者の動向としては、採用市場の活発化に伴い、求職者の転職意欲も高い状況が続いている。コロナ禍では慎重に転職活動をしていた求職者も、今の採用需要の高さから、20ー30%前後の昇給を目指し、転職を希望するケースが多く見られ、採用需要の高いペナンエリアでは、人手不足により給与水準も高くなりつつある。日本人求職者については、コロナ禍前の水準まで登録者が戻ってきており、特に営業職の需要は高く、営業系の求職者は特に売り手市場となっているという。