時間あたりの労働生産性、第2四半期は1.3%上昇

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局によると、2022年第2四半期(4ー6月)の時間当たりの労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は41.0リンギで、前年同期比で1.3%上昇した。前期はプラス0.3%だった。
総労働時間は前年同期比 7.5%増の89億3,900万時間で、前期のプラス4.6%から増加した。労働者一人当たりの労働生産性は2万3,322リンギで、前年同期比5.5%増加し、前期(プラス2.7%)を上回った。労働者数は1,570.1万人で、前年同期比3.2%増え、前期のプラス2.2%から増加率が加速した。
労働生産性をセクター別でみると就業時間当たりでは、サービス業のみが4.0%アップ。しかし建設業では5.2%、鉱業・採石業は5.1%、農業は3.5%、製造業は1.9%それぞれダウンした。
労働者一人当たりの生産性は、サービス業が7.5%、製造業が4.0%、建設業が2.9%それぞれ上昇したものの、鉱業・採石業が2.2%、農業が1.7%それぞれ下降した。