外国人労働者の採用凍結は全部門で、人的資源相が改めて強調

 【プトラジャヤ】 V.シバクマル人的資源相は3日、3月から実施している外国人労働者の採用凍結は全部門にわたると改めて強調した。 


 2日にペラ州人事・保健・インド人コミュニティ問題・国家統合委員会のA.シバネサン委員長が、スクラップ・リサイクル部門における外国人労働者採用プロセスを迅速化させるため、人的資源省や内務省と協議を行うと発表したことを受けてのもの。シバネサン委員長は、金属スクラップ産業における外国人労働者枠が過去10年間凍結されていることから事業縮小を余儀なくされているため、連邦政府と協議するとしていた。


 シバクマル人的資源相は、人的資源省はスクラップ部門の労働力不足を以前から認識しており、採用凍結前の1月に採用申請を開始したと言明。その上で3月から全部門での採用凍結を行っているとし、スクラップ部門も例外ではないと述べた。
(エッジ、マレー・メイル、7月3日、ザ・サン電子版、7月2日)