昨年の月給の中央値、2.5%増の6338リンギ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 統計局の発表によると、2022年の月給の中央値が6,338リンギとなり、2019年からの年平均成長率は2.5%だった。一方で平均値は8,479リンギで、2.4%アップした。
地域別では、都市部の中央値は7,243リンギ、地方が4,094リンギでそれぞれ3.3%、2.2%上がった。一方で平均値は都市部が9,428リンギ、地方が5,147リンギとなり、それぞれ2.9%、0.9%のプラスとなった。
州・直轄地別で最も月給の中央値が高かったのはクアラルンプールで、1万234リンギだった。平均値は1万3,325リンギだった。それに▽プトラジャヤ(中央値1万56リンギ、平均値1万3,473リンギ)▽セランゴール州(中央値9,983リンギ、平均値1万2,233リンギ)▽ラブアン(中央値6,904リンギ、平均値8,250リンギ)▽ジョホール州(中央値6,879リンギ、平均値8,517リンギ)▽ペナン州(中央値6,502リンギ、平均値8,267リンギ)▽マラッカ州(中央値6,210リンギ、平均値8,057リンギ)ーーが続いた。最も低かったのはクランタン州で中央値は3,614リンギ、平均値は4,885リンギだった。
民族別では、華人系が最も月給が高く、中央値が8,167リンギ、平均値は1万656リンギとなり、それぞれ3.3%、2.5%アップした。インド系の中央値は6,627リンギ、平均値は8,950リンギで、それぞれ3.4%、2.9%増。ブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)の中央値は5,793リンギ、7,599リンギで、それぞれ2.2%、2.3%増えた。