TDMプランテーション、27年までに労働者全員の地元化目指す

【クアラルンプール】 トレンガヌ州政府系企業TDMの子会社、TDMプランテーション(TDMP)は、2027年までに一般労働者を全員地元化し、アブラヤシ農園の収穫労働者の70%を地元化する計画だ。地域コミュニティを活性化し、外国人労働者への依存を軽減する。
TDMの専務取締役であるナジマン・カマルディン氏は、機械化を進め、精密農業技術を取り入れることで、生産性と効率を高め、人的労働の依存軽減を図るとコメント。機械の導入により、地元人材のプランテーション産業への参加を期待しているとした。そのため最新の機械を利用した、最新のスキルや技術を身に着けるためのトレーニング・プログラムを継続して実施することも計画しているという。
TDMは、政府系の関連会社と協力して、農園での雇用機会を促進するための機会を模索する他、TDMPの労働者となることの利点などを知ってもらうために周知活動も行う計画だ。また労働者に対して、成果報酬などの魅力的なインセンティブを提供することも計画しているという。
(ザ・サン、8月1日、エッジ、ベルナマ通信、7月31日)