外国人労働者の雇用、透明性を確保すべき=MARGMA

【クアラルンプール】 マレーシア・ゴム手袋生産者協会(MARGMA)のスプラマニアム・シャンムガム会長は、外国人労働者の雇用について、開放的で透明性を確保すべきとの見解を発表した。
マレーシア国際人道支援組織は先ごろ、開放的で透明性のある外国人労働者採用を行うことを利害関係者に求める内容の声明を発表。それを受けてMARGMAも22日に声明を発表。スプラマニアム会長は、悪質な人材斡旋業者が、外国人労働者から法外な手数料を徴収し、人材斡旋会社は利益を得たが、外国人労働者およびマレーシア企業は損害を被ったと指摘した。外国人労働者の中には、借金をし返済のために何年も働かなくてはならない者もいるとして、このような雇用形態、手数料は廃止すべきと主張。手数料は外国人労働者と雇用主双方にとり公平かつ合理的であるべきだと主張した。
その上でスプラマニアム会長は、MARGMAおよび加盟する企業は、外国人およびマレーシア人両方に雇用機会を創出するために、開放的な採用方針のもとで雇用することに賛成していると述べた。
(ザ・スター、2月23日、エッジ、2月22日)