最低賃金引き上げは予定通り5月1日に実施=人的資源相

【クアラルンプール】 M.サラバナン人的資源相は、最低賃金の1,500リンギへの引き上げについて、状況に関係なく予定通り5月1日付けで実施すると改めて言明した。
 サラバナン氏は最低賃金の引上げを自分自身で希望しているわけではないと断った上で、最低賃金は法律で2年ごとに見直されることになっていると強調。実施日に関しては、「(上司であるイスマイル・サブリ・ヤアコブ)首相が5月1日だと発表しているので、雨が降ろうが晴れようが実施する」と言明した。
 その上で例外措置に関しては、行商などのインフォーマルセクターや従業員5人未満の零細企業、新型コロナウイルス「Covid-19」の影響が大きかった一部のセクターを対象に実施延期を認める方向で一定の柔軟性を持たせると言明。ただそうした柔軟性を利用しようという一部の政党があるとし、そうしたことが最終的に国民が利益を得るのを妨げる恐れがあると指摘した。
 最低賃金見直しに関しては、実施まで2週間を切ったにも関わらずいまだに例外対象に関する具体的な発表はなく、産業界からは不満の声が上がっている。
(ベルナマ通信、4月18日)