中小企業向け支援策、100億リンギの上乗せを発表

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 
ムヒディン•ヤシン首相は6日、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大及び行動制限令(MCO)で大きな打撃を受けている中小企業(SME)を支援するための100億リンギ規模の追加経済対策を発表した。

 すでに発表している2,500億リンギ規模の経済対策に上乗せして行なうもので、うち79億リンギを賃金補填に宛て、これまでに発表している分と合わせて総額138億リンギに増額する。

 月収4,000リンギ以下の従業員に対する賃金補填については、75人以下の企業は一人当たり1,200リンギ、76—200人の企業は同800リンギに増額する。
また600リンギの交付対象企業をこれまでの100人から200人以上とする。
賃金補填の期間は3カ月。
今年1月時点で内国歳入局(IRB)に登録されていること、6カ月以上雇用を維持することが条件となる。

 残り21億リンギは零細企業向けの特別助成金とする。
全国に70万人が従事する零細企業に各3,000リンギの助成金を交付する。これもIRBへの登録が条件となる。
零細企業向けには2億リンギ拠出し、最高1万リンギのゼロ金利融資を行なう。

 このほか、外国人労働者の人頭税については、家政婦を除き4—12月に労働許可が切れる者を対象に25%減額する。

 9月から12月に通年決算を迎えた企業の決算報告の期限を延長し、MCOが解除された日から3カ月内を期限とする。