外国人労働者の感染検査、完了に8カ月必要=建設請負業協会

【クアラルンプール】 マレーシア建設請負業者協会(MBAM)のエリック・ヨン書記長は、すべての外国人労働者に対して新型コロナウイルス「Covid-19」感染テストを実施した場合、完了するのに8カ月かかると懸念を表明した。
 ヨン氏によると、外国人労働者に1日当たり1万回の検査が割り当てられたと仮定すると、計算上は8カ月かかることになるという。建設業界では約50万人の外国人労働者がおり、うち約30万人がクアラルンプール(KL)及びセランゴール州にいる。
 ヨン氏は雇用者負担での検査が義務づけられたことについて、行動制限令(MCO)で苦しんでいる建設業界にとって新たな試練だと指摘。全国に200万人いる外国人労働者を検査するのに約4カ月かかるが検査の予約がとれるのは5月末から6月になるとし、企業にとっては検査費用だけでなく時間との戦いになるとした。
 外国人労働者であっても社会保障機構(SOCSO)加入者であれば費用はSOCSOが負担するが、加入率は60%にとどまっており、残り40%の非加入者については雇用主が負担する必要がある。検査費用が平均400リンギだとすると企業の負担額は総額3億2,000万リンギになる。
(ザ・スター、5月6日)