従業員の感染検査、方針の明確化を求める=医師会

【クアラルンプール】 外国人労働者を含む全ての従業員の新型コロナウイルス「Covid-19」感染テストを実施することが求められていることについて、マレーシア医師会(MMA)は政府に対して方針とガイドラインを明確にするよう求めた。
 稼働の再開に伴い従業員への感染検査が求められているが、明瞭なガイドラインがない上、方針の転換などが行われたため、雇用主や従業員、開業医の間で混乱が起きているという。
  MMAのNガナバスカラン会長によると、迅速検査キット(RTK)を利用した検査を従業員に実施するよう指示があったため、雇用主から開業医に問い合わせが寄せられたが、開業医も診療所での感染を防ぐ必要があり、検査を実施することができない状態にある。しかし先ごろ社会保障機構(SOCSO)はRTSを利用した検査を行わず、健康診断プログラムの下でリアルタイムPCR検査検査を実施すると変更したという。
 これをうけてMMAは、検査を実施する上で必要な感染予防などに関する方針が示されていないとして、政府に方針を明確にするよう求めると共に、開業医に対して方針が明らかになるまで検査を実施しないよう呼びかけた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、マレー・メイル、5月10日)