ゲンティン、経営陣の給与削減及びMSS&VSS実施へ

【クアラルンプール】 ガジノ&リゾート経営のゲンティン・マレーシア(GENM)は、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大抑制に向けた行動制限令(MCO)の影響を受け、経営陣の給与を最大20%削減し、早期退職制度(MSS)及び自主退職制度(VSS)を実施することを明らかにした。
GENMは、2020年第1四半期において4億1,796万リンギの純損失が発生し、向こう数カ月間においても不透明な状況が続くことが見込まれるためと説明。長期的にビジネスを持続させるために緊縮政策を実施するとした。
MSSおよびVSSについて、英字紙「マレー・メイル」が入手した社内通知によると、GENMのクアン・シェールシオン人事担当上級副社長は、余剰労働力の削減を含むコストの再調整や事業の再構築が必要なためと説明した。詳細については明らかにしなかった。事業の回復については非常に困難と予想した上で、営業を再開すればMCO前の業績まで回復するとの見解を示した。
2021年第2四半期にオープン予定のテーマパーク「ゲンティン・スカイワールズ」については、建設を続けるという。
GENMは、リゾーツ・ワールド・ゲンティン(RWG)、リゾーツ・ワールド・オワナ、リゾーツ・ワールド・キジャナ、リゾーツ・ワールド・ランカウイを運営しており、下請け業者を含めると国内で7万人以上の労働者が従事しているという。
(マレー・メイル、フリー・マレーシア・トゥデー、5月25日、ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月22日)