エアアジアが300人以上を解雇、新型コロナの影響で

【クアラルンプール】 格安航空エアアジア・グループは、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大による影響を受け、300人以上の従業員を解雇する模様だ。衛星放送アストロのニュースチャンネル「アストロ・アワニ」が報じた。
解雇対象は従業員1,900人のうち、客室乗務員が111人、パイロットが172人、エンジニアが50人。対象者には電子メールによる通知を送信し、解雇補償を割り当てる。解雇はエアアジアだけでなく子会社にも関連するという。雇用を継続する従業員において給与削減を実施するかは明らかにしなかった。
リアド・アスマット最高経営責任者(CEO)は4日午後に実施した従業員向け説明会の中で、同社が非常に困難な事態に直面しており、組織再編を行わざるを得ない状況だと説明した。
これとは別に、長距離格安航空のエアアジアXは、▽運航▽管理▽乗組員▽パイロットーーの各セクターにおいて地元および外国人従業員の解雇を発表。解雇数については明らかにしなかった。
給与についてベンヤミン・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、▽フライト▽セクター▽夜間勤務ーーの手当は支給するが、ボーナスおよびインセンティブを廃止すると説明した。
ある情報筋によると、国際線が再開した際に同社は、所有する旅客機32機のうち15ー16機で運航を開始する計画だという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月5日、マレー・メイル、6月4日)