マリンドエア全従業員対象に自主退職スキームを実施

【クアラルンプール】 ハイブリッド航空会社のマリンド・エアウェイズは、全従業員に対し自主退職スキーム(VSS)の実施を提案した。政府からの融資保証が受けられなかったためだと説明している。VSSの応募締め切りは6月15日。
「ニュー・ストレーツ・タイムズ」が入手した社内通達によると、マリンド・エアの人事部は「過去5カ月間の販売傾向と財務状態の悪化により、VSSを実施せざるを得なくなった。向こう6カ月から12カ月の間に業績が改善する傾向は見られない」とした上で、会社と従業員の双方の利益を考慮したと説明した。マリンド・エアは保有機数をジェット旅客機12機、ターボプロップ(ATR機)13機に減らしたことで、大幅な余剰人員が発生していた。
新型コロナウイルス「Covid-19」の影響で便数が激減したマリンド・エアは、新規採用の一時停止、時間外勤務や手当、マイレージの停止などの対策を講じ、勤務日数削減や在宅勤務への切り替え、無給休暇取得奨励などでコストカットに務めていた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月4日)