労働生産性、19年は2.1%上昇=生産性公社

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア生産性公社(MPC)は6月30日、2020年度版の「生産性リポート」を発表。2019年のマレーシアの一人当たりの労働生産性は9万3,973リンギとなり、前年比2.1%上昇した。2018年の2.2%、2017年の3.4%を下回った。
産業別で最も生産性が上昇したのは建設業で、4万5,293リンギとなり、前年比3.3%アップした。サービス業は8万9,513リンギで2.9%上昇。製造業は1.7%成長し12万3,896リンギ、農業は0.4%増にとどまり5万4,212リンギとなった。一方で、鉱業・砕石業は、マイナス1.7%で134万リンギだった。
他国との比較では、マレーシアは6万8,473米ドルで、シンガポール(15万3,124米ドル)や日本(8万2,382米ドル)は下回ったものの、中国(3万5,604米ドル)やタイ(3万5,556米ドル)、インドネシア(2万8,694米ドル)、フィリピン(2万3,770米ドル)、ベトナム(1万3,768米ドル)を上回った。
生産性リポートを発表したアアズミン・アリ上級相(兼通産相)は、今年第1四半期の失業率は、3.5%となったと言明。新型コロナウイルスの影響で経済全体に影響を与えると述べた。政府は影響を緩和するための政策を実施していると強調。生産性などの低下を食い止めたいとした。