ゴム手袋のWRP、外国人労働者に斡旋手数料を返還

【クアラルンプール】 ゴム手袋メーカー、WRPアジア・パシフィックは、外国人労働者がこれまでに斡旋業者に支払った手数料を払い戻すプログラムを開始した。
多額の手数料負担に喘ぐ外国人労働者の福祉と会社のイメージアップを考慮したもので、対象となる外国人労働者は1,600人に上る。こうした斡旋手数料を企業が肩代わりするのは、マレーシアでは同社が初めてとみられる。
払い戻し金の総額は2,140万リンギに上るとみられており、支払いは四半期ごとに行なう。外国人労働者は向こう30カ月で総額4,547—1万6,054リンギを受け取ることになるという。
WRPでは外国人労働者を巡る問題が頻発しており、2019年2月には、ネパール人及びバングラデシュ人労働者2,000人あまりが3カ月にわたる給与未配を原因に3日間ストライキを行なう騒ぎが勃発。また昨年10月には、不当な強制労働を強いているとの理由から米国税関国境警備局(CBP)によって、他の4社と共に輸入禁止が課された。禁輸措置はその後是正されたとして今年3月に解除されている。
(フリー・マレーシア・トゥデー、7月8日)