MCO後のマレーシア日系企業の景況感

いつもお世話になっております。アジアインフォネットの田辺です。今月に入り約20社の日系企業のトップの方とお話しさせて頂きました。

例年ですと昇給や賞与を決定する際にはMEFの待遇調査などが参考になりますが、今年は企業の業績によって大きく状況は異なっています。
製造業では、コロナの影響で売り上げが落ちている企業もあれば、MCO中の反動が5月以降に来て現在巻き返しており、結果今年は例年通りとなる企業もありました。医療関係など業界によっては業績が上がっているところもあります。業績が悪化している場合は、VSS(自主退職制度)を実施した企業、これから実施予定の企業もあります。

サービスセクターについては打撃が大きく、企業によっては今後の存続が危ういところもありました。今年度の昇給・賞与については去年の調査を参考にせず、その会社の業績によって判断する必要があると言えるでしょう。

昇給・賞与については、詳細な調査はこれからですが、私の話した限りの印象では日系企業の皆様は抑えている様子でした。
この状況なので、従業員も自分たちの会社がどんな状況なのか分かっています。場合によって昇給・賞与を抑えざるを得ない状況でも、通常より理解は得られやすい認識です。賞与・昇給については、雇用契約書や労働組合で規定がなければ、あくまでも会社が任意で行うものです。

コロナが収束に向かっているとは言えども、まだ予断は許されない状況です。弊社では引き続き、コロナ後の動向に注意を払い情報配信をしていきます。アンケートも実施しており、結果が出ましたら皆様に共有させて頂きます。
雇用関係で何かございましたらぜひいつでもご相談くださいませ。今後とも宜しくお願い致します。