失業率は5.5ー6.5%に上昇、社会経済調査センターが予想

【ペタリンジャヤ】 社会経済調査センター(SERC)は、マレーシアの失業率について第2ー3四半期に5.5ー6.5%に上昇するとの予想を示した。
リモート記者会見を9日に行ったリー・ヘングイエ専務理事は、4月の失業率は1990年以来最高となる5%で、失業者数は77万8,800人だったと明らかにした。行動制限令(MCO)は労働市場に打撃を与え、個人消費を急激に減少させたと言明。第3四半期の失業率は最も高い水準になると述べた。
雇用保険制度(EIS)には、今年1月から7月4日までに5万3,952人が失業の申請を行った。管理職や幹部、専門職、技術者が失業者の58%を占めた。産業別では製造業が23%、宿泊施設・飲食業が15%、卸売・小売サービス業が14%となった。失業者の62%の平均月収は3,000リンギ以下だった。
雇用者を救済するための雇用維持プログラム(ERP)では2万人が雇用されているが、一時的な措置のためさらに失業者は増える見通しだ。
今年通年の国内総生産(GDP)成長率について、SERCはマイナス3%を予想、来年はプラス5.5%に回復するとの見込みを示した。四半期別で最も成長率が下がるのは今年第2四半期でマイナス11.5%となるが、第3四半期にはマイナス3.4%、第4四半期にはプラス2.2%に徐々に回復する見通しだ。
(ザ・サン、7月10日、フリー・マレーシア・トゥデー、7月9日)