特別支援制度による融資、多くの企業に支払われず=SME

【クアラルンプール】 マレーシア中小企業(SME)協会のマイケル・カン会長は、新型コロナウイルスによる影響を受けた企業向けを支援するために政府が発表した特別支援制度(SRF)について、融資を受け取っていない企業が多いと苦言を呈した。
マイケル会長は、多くのSMEが格付けや財政状態が悪いことから融資を受けることが難しいと指摘。企業の多くは6月末に稼働を再開したばかりで、影響から回復するためには少なくとも6カ月は要するとの見解を示した。3カ月間無収入だったとして、現金が必要だと言明。 銀行からの支援に期待したいと明らかにした。
マレーシア中小企業協会(Samenta)のヨー・センホーイ書記は、SRFの支給条件はSME向けではないと指摘。承認されていてもまだ企業は融資が実行されていないとした。遅れはSMEにとり打撃となるとして、迅速化を要請。賃金助成金制度(WSP)についても助成金を迅速に支払うべきと強調した。
テンク・ザフルル財務相は先ごろ、WSPで253万人の従業員に対して77億9,000万リンギの支給を承認したと発表。これまでに68億2,000万リンギを支払い、249万人に行き渡ったと明らかにしていた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、7月22日)