ビジネス複雑性ランク、マレーシアがアジアで3位に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 オランダに本社を置く経営管理アウトソーシングのTMFグループが発表した2020年版「世界ビジネス複雑性ランキング」で、マレーシアがアジアで3番目、世界で9番目にビジネスがしにくい国となった。
世界77カ国・地域を対象に、「規制・法律・罰金」「会計・税務」「雇用・解雇・給与」の3項目を評価、順位付けした。順位が高いほどビジネス環境が複雑であることを示す。
TMFマレーシアのシャロン・ヤム社長によると、マレーシアは海外企業の運営許可取得が難しいことからビジネス環境が未整備だと評価された。政府は外国直接投資を誘致するために事業運営に関するプロセスの簡素化に取り組んでいることから、今後ランクが下がる可能性もあるという。
アジアのトップはインドネシアで、世界でも1位となった。2位は中国(世界ランク6位)だった。4位以下は▽台湾(16位)▽韓国(17位)▽インド(18位)▽ベトナム(24位)▽タイ(42位)▽日本(46位)▽フィリピン(57位)▽シンガポール(60位)▽香港(66位)ーーの順となった。
世界のランク2位はブラジル、3位はアルゼンチンだった。一方でビジネスがしやすい国となったのはキュラソーで77位、76位は米国、75位はジャマイカだった。