失業率下落は景気対策の効果、青年の日行事で首相

【ジョホールバル】 ムヒディン・ヤシン首相は15日、ジョホールバルで開催された全国青年の日開幕式で演説し、失業率が5月の5.3%から6月は4.9%へ下がったことは、政府の景気対策が実を結びつつあることを示していると語った。
年齢15ー30歳の若者層の失業率は同期間、10%から9.7%へわずかながら改善した。ムヒディン氏は、若者も経済回復の波に乗れるよう、建設的進展を維持するための努力の継続に期待を表明した。
失業した若者への対策として政府はギグ・エコノミー面の措置を6月に導入しており、これまでに348人が「マイ・ギグ・サービス」計画に、522人が「マイ・ギグ・デジタル・フリーランス」に参加したという。ギグ・エコノミーはインターネットを通し単発の仕事を受発注する非正規労働。
(ベルナマ通信、8月15日)