従業員宿舎、ウイルス禍考慮し最低基準を9月から施行

【クアラルンプール】 人的資源省が定めた、従業員宿舎を提供する雇用者が守るべき設備の最低基準に関する規則が8月27日、官報に掲載された。9月1日付で施行する。ドーミトリー(共同寝室)など、狭いスペースに多数を収容する外国人労働者向け宿舎が新型コロナウイルスの感染拡大をもたらした可能性を考慮した。違反の場合は罰金が科せられる。
同規則では、雇用者あるいは寄宿舎運営業者は、▽広さ1.7平方メートル以上のシングルベッド(2段ベッドの場合はベッド間の距離を70センチ以上とする)▽厚さ4インチ以上のマットレス、枕、ブランケット▽貴重品保管のための鍵付き戸棚ーーを各人に提供しなければならず、共有させてはならない。
寝室または寝るためのスペースは1人当たり3.6平方メートル以上(ドーミトリーの場合は3平方メートル以上)。宿舎にはキッチン、食事室も整備しなければならない。トイレの数は6人につき1つ(ドーミトリーの場合は15人につき1つ)とする。
(マレー・メイル、8月30日)