6月に下落の失業率、先行き予想はまちまち

【クアラルンプール】 失業率は5月の5.3%から6月は4.9%に下がったが、先行きについてアナリストの予想はまちまちだ。
ユソフ・イシャク研究所のリー・ウォクアオン特別研究員は、3カ月続いた上昇傾向は逆転したが、6月の下落が一時的なものか、下落の始まりかは、結論が出せないと述べた。
6月の失業者数は前月より5万2,900人減少した。しかし雇用保険制度のまとめによれば、失業を理由に5月から6月にかけ保険金を請求した者は急増した。再就職率は3月の45%に対し7月は21%にとどまった。
エコノミストのヌンサリ・アハマド氏は、この先2四半期にわたり雇用はそれほど拡大しないため、失業率は上昇すると予想している。
PNBリサーチ研究所のインタン・ナディア最高責任者は、経済は一部の領域で回復するとみており、移動制限の再実施などがないとの前提で、雇用状況は改善すると予想している。
(マレーシアン・リザーブ、9月2日)