第3四半期の小売業、失業者が増加の予想=小売協会

【クアラルンプール】 マレーシア小売業協会(MRA)は、第3四半期の小売業の見通しについて、不安定な状態が続くと予想。新型コロナウイルス「Covid-19」の影響を緩和するための金融機関のローン返済猶予の特別措置が9月30日で打ち切られることを受け、失業者が増加するとの見解を示した。
 小売セクターのリサーチ会社、リテール・グループ・マレーシア(RGM)のタン・ハイシン社長は、MRAの加盟企業の今後の見通しはまちまちで、事業を拡張している企業もあると明らかにした。現在MRAには150社が登録している。新規開店する店舗も出ることが予想されるが、閉店する店舗は増える見通しだ。
 また復興のための行動制限令(RMCO)が12月31日まで延期されたことについては、外国人観光客への依存が高い店舗にはマイナス影響を及ぼすとし、特にジョホールバルやコタキナバル、ゲンティンハイランド、全ての国際空港に影響があると予想。バーや、パブ、クラブなどの社交飲食店にも影響が出るとの予測を示した。
 RGMによると、今年第2四半期(4—6月)の小売業売り上げは、前年同期比で30.9%減少した。四半期ごとの変動幅としては1987年以来、 最大の大幅ダウンとなった。
(ザ・スター、9月4日)